新潟県上越市の参院選(2013年7月21日投票)の期日前投票数が前回に比べて大き伸びている。7月11日時点で前回3年前の1.5倍を超えている。同市選挙管理委員会では今回初めて期日前投票の際に必要となる「宣誓書」を刷り込んだ投票所入場券を導入した。同選管では、このことで投票がやすくなったことや制度の周知が進んだことなどが功を奏しているとみている。入場券に宣誓書を刷り込んでいるのは県内では上越市と柏崎市のみ。
期日前投票は公示翌日の7月5日から投票前日の20日まで行われている。5~11日までの7日間の上越市での期日前投票数は4244で前回3年前の同日比1.55倍と大きく伸びている。
従来、期日前投票する場合には、入場券を持って投票所に行き、そこにある宣誓書に仕事や旅行など当日投票所に行けない理由に丸を付けて名前を書いていた。今回、上越市選管では有権者の利便性を高め入場券に宣誓書を刷り込んだ。
同市選管では「受け付けがスムーズになったほか、期日前投票の制度の周知にもつながったと思う」としている。