1階にローソンなど あすとぴあ高田の店舗公表

新潟県上越市本町5の旧高田共同ビル跡地に2013年4月12日にオープンする複合ビル「あすとぴあ高田」の事業主体、高田まちづくり(三井慶昭社長)は3月27日、低層階の入居テナントを公表した。1階は市内業者による生鮮三品の店やコンビニエンスストア、飲食店などが入ることが決まった。一方、2階に予定している商業施設については「現在も交渉中」としており、オープン日には間に合わない見通しだという。

4月12日にオープンするあすとぴあ高田
あすとぴあ高田1

高田まちづくりによると、1階に入る店は、市内でスーパーを展開している事業者が新たに株式会社を立ち上げて経営する「旬菜市場はるか」。約390平方mに生鮮三品や惣菜が並ぶ。このほか、大手コンビニエンスストアのローソン、外食事業を展開するワタミフードサービスの「炭焼きダイニングわたみん家」、調剤薬局のほか化粧品、日用品販売を行う「薬のニシワキ」、婦人服販売の「ご近所のお店 ポマリ」、個人事業者による喫茶店「パティスリー・フルール」。
 このうち「薬のニシワキ」と「ポマリ」は本町通りの現店舗から移転する。またローソンは先行して4月5日にオープンする。

1階にはこのほか生花店と接骨院の入居が内定しているが、オープン日は未定という。

また2階の商業施設のテナントについて三井社長はカラオケや医療関係など幅広く交渉しているとしており「2階の誘致は引き続き努力したい。施設を市民の交流の場にしていきたい」と話した。

あすとぴあ高田の1、2階の店舗の配置図
あすとぴあの1、2階

あすとぴあ高田は16階建ての複合ビル。1、2階が商業施設で、3、4階が駐車場、5階が市の文化交流施設。6~16階の高層棟は分譲マンション。再開発の事業費は39億8000万円で、このうち25億円が国や市からの補助金。

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