今年11月8日に1期目の任期満了を迎える上越市の村山秀幸市長(64)は2013年3月14日、再選に向けて出馬表明した。今秋の同市長選で出馬表明したのは村山市長が初め。市議会本会議で武藤正信議員(創風)の一般質問に答えた=写真=。
村山市長は、土地開発公社の解散や三セクの整理など行財政改革の取り組みを進めてきた3年4か月について「湧き上がる使命感で無我夢中で走り続けてきた」と振り返った。その上で中山間地域の振興と来年の高田開府400年、2015年春の北陸新幹線開業に向けて「まちづくりの取り組みを加速させねばならない」と述べ、「この秋、市民の皆様の信を仰ぎたい。私の誇りとする大好きなふるさと上越市の発展のためご支援をいただけるなら全身全霊を捧げる」と出馬を表明した。
村山市長は旧大潟町出身で県港湾空港局振興課長、上越地域振興局長、上越市副市長を経て2009年の市長選に立候補。地域紙前社長の大島誠氏、元市長の宮越馨氏を破り、初当選した。