「くびき野100kmマラソン」 全国16位の高評価

2012年10月6日に新潟県上越市で行われた「えちご・くびき野100kmマラソン」が、マラソンの月刊誌「ランナーズ」のサイトで実施しているマラソンレースの年間ランキングで、前回の18位から評価を上げ、全国16位となっている。また、ウルトラマラソン(フルマラソン以上)では、高知県の「四万十川ウルトラマラソン」(総合11位)に次ぐ第2位、新潟県内の大会では「柏崎潮風マラソン」(9位)の次ぐ第2位だ。

ouen_w

大会に出場したランナーが18項目にわたって評価し投票するもので、評価はそれぞれ5点満点(一部10点満点)で、満点が100点となる。今回の評価は93.0点で、前々回(2008年)の83.1点、前回の92.1点からさらに伸ばした。今後11月に行われた大会の評価がまだ入ってくる可能性があるものの、順位や点数の変動はさほど考えられない。

マラソンランキング

各項目を見ると、前回は「障害者に優しい」の項目だけが3点台だったが、今回はすべて4点台と9点台だった。中でも4.8点が6項目(飲食物の提供、充実した施設など)、4.9点が1項目(熱心な応援)、9.9点が1項目(大会運営)あった。

また、地域別の「中部・北陸・東海」エリアでは、年間ランキング8位。2012年10月開催の大会では、全国2位になっている。

なお、今年の大会は天候に恵まれたにもかかわらず、完走率は100kmが72.8%(前回76.5%)、50kmが89.7%(前回92.7%)と、いずれも下がっている。大会事務局は「天候が良すぎて、前半をとばしすぎた人が多かったのではないか」と話している。

大会は隔年実施で、次回2014年は10回目の記念大会となる。翌2015年は北陸新幹線開業に合わせ、特別に実施される予定だ。

「ランナーズ」のランキングサイト
http://runnet.jp/report/ranking/