昭和レトロの居酒屋が上越市西本町4に開店

昭和20年代後半から40年代前半の下町をイメージした居酒屋「昭和酒場おもひで屋」が2012年11月15日、新潟県上越市西本町4にオープンした。店の内外には懐かしいポスターやホーロー看板などが展示され、電気ブランやホッピー、バクダン酒など当時流行した酒類を飲むことができる。

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店の正面には由美かおるの「アース渦巻」、水原弘の「ハイアース」、松山容子の「ボンカレー」など、懐かしのホーロー看板がずらり。店に入ると、壁にはグリコやイカリソース、仁丹などの看板やポスター、映画のポスターが貼ってあるほか、柱が木製の電信柱だったり、ちゃぶ台が置いてあったりと、一気に昭和時代にタイムスリップできる。

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店長の森本勇さん(37)は、「コレクションは兄から借りているもので、1枚20万円近くするホーロー看板が何枚かあります。若い人には新しく、年配の人には懐かしく思っていただければうれしい」と話す。

電気ブランやキンミヤ焼酎などのほか、懐かしいコアップガラナ、ハイ・サワーもある
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同店では懐かしの酒類が飲める。太宰治の小説「人間失格」の中に出てくる「電気ブラン」や、学校給食の脱脂粉乳を飲みやすくするミルメークを使ったカクテル「ミルメークハイ」、懐かしい「赤玉ポートワイン(現・赤玉スイートワイン)」、ビールにリキュール類を加えた「バクダン酒」、ホッピーと相性がいい「キンミヤ焼酎」などをそろえている。

食べ物では、よっちゃんイカの酢の物、揚げパン、赤ハムカツ、オリエンタルカレー、永谷園の茶漬けなどをラインアップ。このほか、炭火を使う串焼きや、牛すじ煮、チキン南蛮などが人気だ。

店は割烹ふる川並び。営業時間は午後5時15分~午前0時。不定休。電話025-520-8839。


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