解散総選挙へ 新潟6区の3陣営準備慌ただしく

野田佳彦首相が2012年11月16日に衆院を解散し、12月4日公示、同16日投開票の総選挙に向けて実質的な選挙戦がスタートした。新潟6区は今のところ、民主の前職に自民元職、共産新人が挑む構図になりそうだが、公示までに情勢が変化する可能性もある。解散を受けて、3陣営とも慌ただしく準備に追われていた。

民主前職で農水副大臣を務め6選を目指す筒井信隆氏(68)、自民元職で6区支部長の高鳥修一氏(52)と、共産新人で県党委員会職員の高橋ミキ子氏(53)の3人が立候補予定。

11月16日、筒井氏は直江津駅前のホテルで開かれる連合の会合に出席するため解散後すぐに地元に向かった。高鳥氏は朝から支持者へのあいさつ周りを続けた。高橋氏は北陸信越ブロックの比例の候補予定者とともに市内を街宣した。各事務所では、選挙事務所の手配やポスターの用意など準備に追われていた。

衆議院の解散(衆議院TVインターネット審議中継のページにリンクしています)
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過去3回の新潟6区の選挙結果は次の通り。

▼2009年8月30日(麻生内閣)
有権者数29万8729人、投票者数22万9360人、投票率76.78%

筒井信隆 民主 124,894
高鳥修一 自民 89,672
橋本正幸 共産 9,222
国領大聖 諸派 1,836

▼2005年9月11日(小泉内閣の郵政解散)
有権者数30万4495人、投票者数23万0508人、投票率75.70%

筒井信隆 民主 114,081
当(比例) 高鳥修一 自民 102,187
武田勝利 共産 11,138

▼2003年11月9日(小泉内閣)
有権者数30万5432人、投票者数22万4384人、投票率73.45%

筒井信隆 民主 89,693
高鳥修一 自民 64,582
風間直樹 無所属 59,116
阿部正義 共産 7,257