妙高山の山開きに不思議な光の玉が出現!

新潟県妙高市に位置する妙高山(2454m)の中腹に2012年6月30日の午後8時ごろ、赤く燃えるような強い光の玉が現れ、10分ほどで消えた。その模様を上越市立公民館和田分館協力員で、同市石沢の宮崎誠さん(71)がカメラに収めた。画像の光の部分を拡大すると、火でもライトでもない不思議な三重の輪が確認できる。

拡大縮小をせず、横640ピクセルの大きさに原寸で切り出した画像
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光の玉を拡大した画像。三重の輪が確認できる
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当日は妙高山の山開き安全祈願祭が関山神社で午後4時30分から行われたが、光が現れた時間には行事が終わっていた。妙高市観光協会によると、午後8時前後には火を焚いたり、ライトを点灯するような行事は行われていないという。

宮崎さんは田んぼの水まわりをしていて、妙高山に突如現れた強い光に気が付いた。コンパクトカメラを取りにすぐに自宅に戻り、撮影した。「一時は明るく真っ赤になった。スキーのナイター照明よりずっと明るい。一回消えたが再び明るく光り、最後は光の部分が二つに割れ、花火のように散って消えた。見ていた時間は10分ぐらい」と話す。

光の玉が現れたのは妙高山の中腹で、同じ位置にとどまったまま光った。宮崎さんは「場所は赤倉温泉あたりではないか」と話している。なお、上越市石沢と妙高市赤倉の距離は約25km。