高校生のための第3の居場所「サードプレイス」作りを目指し、新潟県上越市内5校の生徒による「高校生会議」が2026年1月13日、同市本町5のミュゼ雪小町で初めて開かれた。開設の立地や実現に向けた進め方などを自由に話し合った。

高校生にとって魅力あるまちづくりのため、2023年度からサードプレイス開設に向けて取り組む関根学園高校生徒会が主催。これまで市長への直接要望や市内企業への協力呼び掛け、ニーズを探る実証実験などを行ってきた。
同会場を勉強や交流の場として解放した2024年秋の実証実験では、9日間で約80人の利用があった。利用者から意見や要望を聞き取ったが、改めて広く他校の生徒とも考えを共有したいと会議を企画。同校の鈴木重行校長が、校長会で上越地域3市内の高校に呼び掛け実現した。

同校のほか、高田、高田北城、高田農業、有恒の生徒会メンバーら26人が参加。4班に分かれて話し合い、立地は「高校が多い高田地区がいい」や、「“プリクラ”など遊べる場もほしい」などの意見、また実現するために必要なこととして、活動を知ってもらうためのSNS運用や署名活動、資金集めのクラウドファンディングの実施、市長を交えての会議の開催などが挙がった。
関根学園生徒会長で3年の植木琉友さん(18)は「自分たちだけでは思いつかなかった考えも聞け、他校とのつながりもできた良い会になった」と手応えを語った。4月から新生徒会長になる2年の尾竹陽人さん(16)は「話し合いを続ければより一体感が持てると思う。2回3回と重ねて今後市長に直接要望したり、意見交換したりする場を作れれば」と話していた。