上越市立水族博物館にコツメカワウソ仲間入り

新潟県上越市西本町4の上越市立水族博物館に新たにコツメカワウソ1頭が仲間入りした。福井県坂井市の越前松島水族館からメスのカレン(2歳)がやってきた=写真=。

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水中を泳ぐカレン
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同館では2000年から、ミレニアム(千年紀)にちなんでミレ、ニア、ムーと愛称が付けられた3頭のコツメカワウソを展示し、愛くるしい仕草で人気を集めてきた。飼育下のコツメカワウソの平均寿命は10歳ほどで最後の1頭のムーが今年2月に死んだため、カワウソの展示を休止していた。

カレンは体長60cmほど。4月中旬にやってきた。越前松島水族館では室内で飼育されていたが、上越市立水族博物館では屋外のカワウソランドで展示されるため、外気に慣らして4月28日から展示を始めた。ただ、天気の悪い日や気温の低いときは、室内にいることもあるという。同館では「外気に慣れるまで、温かく見守ってほしい」としている。

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◇上越市立水族館のカワウソ「ムー」が大往生(2012年2月15日)
https://www.joetsutj.com/articles/51862890