上越市が大雪災害警戒本部 災害救助法適用

新潟県上越市は2012年1月14日、中郷区の積雪が災害救助法適用基準を超えたことから、大雪災害警戒対策本部(本部長・野口和広副市長)を設置した。同市の大雪災害警戒対策本部の設置は3年連続となる。

冬型の気圧配置の影響で前日から山沿いを中心に大雪となり、中郷区では14日朝までに一晩で85cmの降雪があり、午前9時の積雪は287cmとなり災害救助法適用基準を8cm上回った。また安塚区、大島区、牧区、板倉区など山間部でも積雪が適用基準まで40~70cmと近づいているため、災害警戒対策本部を設置した。

1月14日午後、第1回本部会議が市役所で開かれた=写真=。野口副市長は「多発する除雪の事故への注意喚起、要援護世帯への安否確認、雪崩のパトロールなど、緊張感を持って対応してほしい」と指示した。

kaigi

また妙高市も同日、大雪警戒本部を設置している。



《追記》
 2012年1月14日午後、上越市中郷区と妙高市の旧妙高村の区域に災害救助法が適用された。