積雪3m間近!上越市中郷区の大雪を写真で

2011年末から始まった新潟県上越地方の大雪は、妙高市の旧新井市街地より山沿いの地域で極端に積雪が多く、海岸部ではほとんど雪がないという例年にない様相を見せている。特に雪が多いのは、災害救助法が適用された上越市中郷区と、妙高市の旧妙高村で、すでに2~4回の雪下ろしをしている家が多い。

2012年1月15日午前、雪が一時的に振り止んだ中郷区で、雪下ろしや雪かきに精を出す市民の様子をカメラで追ってみた。

なお、中郷区では1月14日は降雪85cm、積雪270cm、15日は降雪53cm、積雪260cmとなっている。12月の降り始めからの累計降雪量は870cmに達している。住民は「去年より格段に雪が多く、もう逃げ出したいくらい」「1月半ばなのに、これからどうなるのか」などと諦めきった表情で話していた。

3回目の雪下ろしの家。上半分の雪を先に下ろさないと重くて無理だという
雪下ろし3回目

雪の晴れ間に雪下ろし。大量の雪で道路が狭くなっている
メインストリート

雪に埋もれた家
雪にうもれた家

5回目の雪下ろしの家。「軽いうちに下ろしておけば安心」だという
雪下ろし5回目

道路の両側が高い壁になって家が半分以上隠れている
雪の壁

大量の雪のため、玄関だけかろうじて出入りできる
玄関狭い

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◇上越市が大雪災害警戒本部 災害救助法適用
https://www.joetsutj.com/articles/51847748