並行在来線会社が路線名と社名を公募

新潟県と上越市、妙高市、糸魚川市の沿線3市で作る北陸新幹線の並行在来線運営会社は2011年12月19日、会社名と路線名の公募を始めた。

新潟県並行在来線株式会社は2015年春の北陸新幹線開業に伴いJRから経営分離される北陸本線と信越本線を運営するための第三セクターで、昨年11月に設立された。経営分離されるのは次の2路線。
1.信越本線の直江津から長野県境まで38.1km
2.北陸本線の直江津から富山県境まで60.6km

同社では「地域を総称し、地域をピーアールできる」「地域に愛され、夢の持てる」会社名と路線名を募集している。路線名は2路線それぞれ別に募集している。

応募締切は12年2月末。集まった名称について同社が検討委員会を設置して検討し、取締役会で決める。

誰でも応募可能で、何度でもできる。応募者の中から抽選で温泉ペア宿泊券(6組)や上越地域の特産品詰め合わせ(10人)、レルヒさんやけんけんずなど地域のキャラクターグッズの詰め合わせ(30人)をプレゼントする。
 市役所などの公共施設などに置かれた募集のパンフレットについている応募はがきのほか、同社ホームページ(http://www.n-railway.co.jp)からも応募できる。同社では沿線3市の小中学校、高校の全児童生徒に応募パンフレットを配布し、応募を呼びかける。

新潟県並行在来線株式会社のホームページ
http://www.n-railway.co.jp/
heikouzairai

また12月19日、個人などを対象とした株主募集も始めた。1株5万円で100株を募集する。申し込み期限は来年2月末。問い合わせは025-280-5962。