安塚出身の高波さん率いるNamyがXmasライブ

サウンドプロデューサーやDJとして活躍している上越市安塚区出身の高波由多加さん(33)が率いる音楽プロジェクト「Namy(ナミー)」のクリスマスライブが2011年12月18日、新潟県上越市土橋の上越市民プラザ内「カフェ&ダイニング リラックス」で開かれた。高波さんは「東京発だけじゃなく、地方にもイベントが発信できる環境を作りたい」と話している。

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高波さんは大学進学を機に上京し、大手出版社に就職。クラブなどで多様な音楽に触れ、週末などにはDJ活動も行った。「生のいい音を広めていきたい」と、退職後に音楽プロジェクトNamyを立ち上げ、2008年10月にファーストアルバムを発表。その後も、約3年間に計7作のオリジナルアルバムをリリースしたほか、今年8月のスタジオジブリのカバーアルバム「ジブリLounge」も発表した。

18日のライブは2部制で、正午からの第1部は子供向け、午後6時からの第2部は大人向けの内容で行われ、いずれも満席の計120人が食事と音楽を楽しんだ。

高波さんによると「Namyはメンバーを固定していないバンドなので、目的によってメンバーが入れ替わる。今回はファミリーで楽しむ音がテーマ」と話す。今回は、関口シンゴさん(ギター)、こだまかおるさん(ボーカル)の2人によるユニット「EART(アート)」に、キーボードの山崎陽子さんが加わった。

「崖の上のポニョ」や「トトロのテーマ」のほか、EARTの2人が「あの人は駆けていく」などのオリジナル曲を披露。最後に「サンタが町にやってくる」「サイレントナイト」のクリスマスソングで締めくくった。

高波さんは「上越はもちろん、新潟県でやるのは初めて。今後は質の高いアーティストを呼んで、町おこしをしたい。また、オーディションライブもやって、地元のミュージシャンをデビューさせてみたい」などと話していた。

◇コンサートの模様の動画(7分55秒)

◆Namyのオフィシャルブログ
http://www.namy.jp/namyblog/
◆EARTの公式サイト
http://eart.nu/