道の駅あらいにログハウス風のコンビニ開店

新潟県妙高市猪野山の道の駅あらい内に2011年10月28日午前7時、珍しいログハウス風のコンビニエンスストア「セーブオン道の駅あらい店」がオープンした。店内にはイートインコーナーが設けられ、他の飲食店が閉店した後も弁当類やカップラーメンが食べられる。

セーブオン道の駅あらい店
あらい道の駅

ログハウス風になったのは、撤退した和食店の外観をそのまま利用した「居抜き出店」のため。約125平方mと広めの店内は落ち着いたベージュ系に統一され、ゆったりした気分で買い物ができる。

セーブオン(本社・群馬県)の経営企画部経営企画グループの諸田育実マネジャーは、「外観はお客さんにインパクトを与えられるし、近くにトラックターミナルやホテルがあり、集客力の高さに期待している」と話す。

同コンビニは新潟や群馬を中心に全店で570店舗(2011年10月末)あり、新潟県内の店舗数はセブンイレブンに次いで第2位。上越市には8店舗あるが、妙高市は初進出となる。また、セーブオンの道の駅出店は初めてだという。

店内のイートインコーナー
eatin

イートインコーナーは店舗東側にあり、カウンター式のテーブルと椅子が8脚用意されている。24時間営業の店内では弁当やカップラーメンなどが食べられるほか、できたてのフライドチキンや揚げシューマイ、コーヒーなども味わえる。上越地域でイートインコーナーがある店舗は下吉野店に次いで2店目。

道の駅あらいには大手コンビニのローソンがあったが2010年末に閉店し、利用客から不便だとの声が出ていた。道の駅あらいではセーブオンの出店について「施設内には様々な飲食店があるが、深夜は大半が閉店する。ドライバーやホテルの宿泊客が気軽に利用できる店として期待したい」としている。

◇セーブオン公式サイト
http://www.saveon.co.jp/