ユニークな不法投棄防止看板 第2弾は替え歌

道路沿いのポイ捨てや不法投棄で悩む新潟県上越市浦川原区の山本町内会は、今年もユニークな看板を立て、笑いをとりながらも切実な窮状を訴えている。今年は、演歌の名曲を替え歌にしてあり、ドライバーの注目を浴びている。

同町内会は昨年、「捨てるなら お金を!」など、インパクト抜群の看板を立て、評判を呼んだ(昨年の記事)。

第2弾として、今年は演歌の歌詞を替え歌にし、浦川原区の今熊集落から山本ぶどう園に向かう途中の道路沿いに立てた。車を運転して下から6本の看板を順番に読んでいくと、替え歌になる。

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山本町内会の長谷川保町内会長は「不法投棄は少なくなっている気がするが、コンビニ弁当の殻や空き缶のポイ捨てが目立つ。普通の看板だけではマンネリになり、効果が薄れてしまう。きつい言葉の看板より、ジョークの方が効果があるかと思って始めた」と話す。

「マンネリにならないよう毎年、文章は変えたい」というが、「そんなにいいアイデアは浮かばないしね」と、来年に第3弾が出るかどうかは未知数である。

山本町内の看板を音楽付きの動画で紹介 

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