菅直人新首相による閣僚人事が週明けに行われるのを前に、新潟６区選出の筒井信隆氏の入閣に地元では期待が高まる。筒井氏といえば民主党『次の内閣』ネクスト農林水産大臣。2010年6月6日朝の全国紙（電子版）には農水大臣候補として、筒井氏の名が出始めている。
各紙の記事を比べてみよう。
産経と読売には筒井氏の名が上がっている。
産経 「農水相には筒井信隆衆院農水委員長が浮上」（菅新内閣主要人事固まる）
読売 「閣僚人事では、赤松農相が口蹄疫(こうていえき)被害拡大の責任を取りたいとして再任を否定しており、後任には、山田正彦農水副大臣や筒井信隆衆院農水委員長が浮上している」（菅内閣１５閣僚固まる、１１閣僚再任へ）
朝日は「農政通の議員」という表現。民主党『次の内閣』ネクスト農林水産大臣は筒井氏で、地元から見ても農政通と言えば筒井氏だ。
朝日 「赤松広隆農林水産相が口蹄疫（こうていえき）の感染が拡大した責任を取り、再任を受けない意向のため、後任は農政通の議員から選ぶ考えだ」（菅政権、続投は１１人）
毎日は踏み込んだ表現はしていない。
毎日 「赤松広隆前農相は４日の記者会見で「結果として口蹄疫（こうていえき）を止められなかったけじめを付けたい」と再任を固辞したことから、残る閣僚ポストは農相と行政刷新担当相」（菅首相：組閣、枝野幹事長発表）
組閣は８日に行われる予定。
新潟県関係の国会議員の入閣は、田中真紀子衆議院議員が2002年に更迭されて以来8年以上ない。
＊追記
2010年6月8日午後、菅内閣の閣僚名簿が発表され、農林水産大臣には山田正彦・前農林水産副大臣が就任。筒井氏は入閣しなかった。
