新潟県は2011年7月から、県内19のダムに関する情報をコンパクトにまとめた「ダムカード」の配布を始めた。ダムカードは、そのダムに行かないと入手できないカードで、全国のダムを巡ってこのカードを蒐集するコレクターもいる。県では地域振興策の一つとして今回配布を始めた。上越市内では正善寺ダムと柿崎川ダムでもらえる。
ダムカードは国交省などが2007年の「森と湖に親しむ旬間」関連イベント用に作成したのがはじまり。国や都道府県がぞれぞれに発行しているが、カードの大きさや掲載する情報などは全国で統一されている。カードの表はダムの写真、裏はダムの形式や貯水池の容量、建設技術などが細かく書かれている。
新潟県ではダム啓発とコレクターがダムを訪れることによる地域活性化を目的に、知事の強い意向で本年度事業化されたという。
県が管理する19のダムでそれぞれカードがもらえる。