上越から被災地ボランティアバス 8、9月運行

東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で活動するボランティアを上越、妙高、糸魚川の各社会福祉協議会などが募集している。陸前高田市のアウトドア施設を宿泊拠点に2泊3日の日程で活動する。上越市と陸前高田市を往復する専用のバスが2011年8、9月の2か月間運行される。事前の申し込みが必要。

活動内容はがれきの撤去や泥出し、避難所の支援などで、対象は18歳以上の健康な人(高校生不可)。宿泊は大船渡市のふれあいランド尾崎岬のバンガロー。ガスと電気の簡単な調理器具を備えており、管理棟で入浴も可能(有料)。持ち物は長袖作業服と安全靴、着替え、タオル、保険証の写し、帽子や雨具、軍手、マスク、洗面用具、食料など。食料は各自で責任を持ち用意する。

実施日は8、9月の毎週火~木曜で、申し込み締め切りは参加希望日の前の週の金曜日。定員は各回先着30人。初回は8月2~4日の実施で、締め切りは7月29日。

バスの発着場所は土橋の市民プラザで、バス車内で事前オリエンテーショを行う。現地の災害ボランティアセンターが各自に活動を割り振るが、状況によって活動場所や活動がない場合もある。

参加費は1人7000円。ボランティア保険は各自で加入することが条件だが、各市社協でも受け付けている。
 上越市社協は「インフラや衛生面が十分でない場所での活動になる。安全や暑さへの対策、体調管理を各自できちんとしてほしい」と話している。

問い合わせは主催する上越市社協(025-526-1515)、妙高市社協(0255-72-7660)、糸魚川市社協(025-522-7700)、くびき野NPOサポートセンター(025-522-6639)へ。受け付けは平日午前9時~午後5時30分。

上越市社会福祉協議会ホームページhttp://www.jouetushisyakyo.jp/
20110716borannthiabasu