建設進む北陸新幹線 高架橋上で300人見学

2015年春の開業に向けて現在建設中の北陸新幹線の見学会が2011年7月3日、上越市向橋の建設現場で行われた。大人から子供まで300人が参加。新幹線が走行する高架橋を歩いたほか、高田トンネルも10mほど入って内部を見学した。

午前午後合わせて300人が見学した
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高架橋を南側から
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レールの上を走行する作業用車両の「軌陸車」
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高田トンネルの入口
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高田トンネル内部
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開業まで4年を切り、新幹線工事の現況を市民に知ってもらおうと、新幹線まちづくり推進上越広域連携会議などが主催し開いた。参加者は高田トンネルから長野方向までの長さ約420mの高架橋を歩いた。高架橋は幅約13mで、高さ約4m防音壁がある。また高田トンネルの中や作業用の車両でレールの上を走行する「軌陸車」なども見学した。

上越市によると、北陸新幹線の軌道工事は2012年末までに終わる予定。その1年後の13年冬から試運転が予定されている。

この見学会は人気があり、当初の定員は200人だったが、定員の4倍以上にあたる846人が応募。そのため主催者は急きょ100人増員し300人で行った。

*関連記事「新幹線の建設現場見学会に4.2倍の応募殺到!」(2011年6月21日)