上越など県内6地域の消費電力を新潟県のホームページで公表

新潟県は2011年7月4日、県内地域別の消費電力の公表を始めた。県内を上越、魚沼、県央、長岡、新潟、下越の6地域に分けてホームページで公表している。

県は大規模な計画停電回避のため「ピークカット15％大作戦」を展開しており、これまでも県内全体の消費電力を公表している。今回はより身近な地域のデータを提供することで一層効果的に節電に取り組んでもらおうと、地域別に公表した。

東北電力から提供されるデータをもとに、県が土日曜祝日を除く毎日、ピーク時間帯の電力使用状況を集計し、翌日公表している。昨夏の電力使用量が最大だった昨年8月５日と比較した削減率もグラフで表示している。

上越地域は上越、妙高、糸魚川市の３市。高田で最高気温30.5度の真夏日となった7月1日の使用量は21万キロワットで、昨夏のピークを36.4％下回っている。