本町にミニスーパー開店 宅配事業も開始

上越市の本町4に2010年7月17日、ミニスーパー「コミュニティショップ本町いちば」がオープンした。また商店街の商品を近隣家庭に宅配するサービス「本町まごころ便」もこの日、業務をスタートした。大和上越店などの撤退で、生鮮食品を総合的に扱う店がなかっただけにスーパーは初日から多くの住民らでにぎわった。

↓多くの客で賑わった開設初日(ミニスーパーの本町いちば)20100717hontyo1s


 ミニスーパーと宅配サービスは市の事業。中心市街地の買い物の利便性向上や新たな顧客獲得などが目的。事業費は合計約2036万円で、県の全額補助を受け、本町3、4、5丁目商店街連合組合に委託している。

ミニスーパーは、本町4の旧大和上越店の向かい、英会話ジオスの跡。店舗面積は約93平方m。スーパーの吉池春日山店から商品の供給を受け、肉や魚、野菜、冷凍食品、惣菜、弁当、日用雑貨を約2000種類扱う。午前10時~午後7時。7月は水曜定休だが8、9月は無休。20日まで開店セールや粗品プレゼントがある。

宅配サービスは、参加店舗の商品を掲載したカタログを作成し会員登録した家庭に配布。2010年7月17日現在、電話やファクス、電子メールで商品の注文を受け付けている。いずれは商品を掲載したホームページを作成する。商品代金は受け取り時の代引きで配送する。参加店は衣料や菓子、精肉、野菜、鮮魚、雑貨などを扱う48店舗。カタログ掲載商品を1050円以上購入すると宅配料無料。エリアは同商店街から半径2キロ圏内の72町内。