県議選出馬で滝沢一成市議が辞職

今春の県議選上越市区(定数5)への出馬表明している上越市議会議員の滝沢一成氏(54)は2011年1月24日、市議会議長に議員辞職願を提出し、この日の市議会本会議で辞職が許可された。辞職は同日付。

市議会本会議で辞職のあいさつをする滝沢一成氏
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滝沢氏は2008年4月の市議選で旧上越市域の選挙区(定数30)から立候補して初当選。1期目途中での辞職となる。

本会議であいさつした滝沢一氏は「これまで若いときに出会った『見る前に跳べ』という言葉に突き動かされてきた。公人として任期途中で申し訳なく思う。上越市は一流の地方都市になれる力を持っている。そこへ向かってこの市がますます発展することを祈る」と話した。

県議選には滝沢氏のほか、現職の小林林一(66)、楡井辰雄(58)、市村孝一(49)=いずれも自民推薦=、梅谷守(36)=民主公認=、小山芳元(62)=社民=の5人、上越市議の近藤彰治氏(60)=みんなの党公認=、先月末に上越市議を辞職した矢野学氏(70)、日本共産党上越地区委員長の伊藤誠氏(36)=共産公認=が出馬予定。

定数5に9人が挑む激戦が予想される。