宮越氏政界引退せず 衆院選公認候補擁立へ

みんなの党農都共生支部(=新潟県支部)の宮越馨支部長が2010年7月26日、上越市内の支部事務所で記者会見を開き、次期衆院選や県議選に同党公認で複数の候補を擁立する方針を発表した。自らが候補となる可能性については「党の判断による」との考えを示した。上越タウンジャーナルは参院選翌日の2010年7月12日に「宮越氏 参院選敗退で政界引退」という記事を掲載したが、「そう(引退と)言った覚えはない。自分から出る選挙はもうやめますと言っただけ」などと引き続き政治活動を続ける考えを説明した。


=動画=政界引退とは言っていないと説明する宮越氏(2010年7月26日 上越市内の事務所で)

宮越氏は7月22日、党本部で渡辺喜美代表に会い、引き続き党勢拡大を図るよう指示を受けたという。

宮越氏は、次期衆院選については県内小選挙区2、3人を擁立する方針を示した。このうち1人ついては22日に渡辺代表に面会した際同席させたといい、具体的な人選を進めていることを明かした。

来春の県議選については定数2以上の選挙区で3~5人の公認候補を擁立する方針で、一部で現職の市議らに打診していることも明らかにした。