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議長選挙くじ引きで決まる 上越市議会史上初 新議長は武藤正信氏

3か月前

新潟県上越市議会は2018年5月24日、議会人事を決める臨時会を開き、議長に2会派ある最大会派の一つ、創風の武藤正信氏(63)、副議長に公明党の杉田勝典氏(67)を選出した。議長選挙では立候補者2人の得票が同数となり、くじ引きによる抽選で武藤氏に決まった。抽選で議長を決定したのは1971年の上越市制施行以来初めて。

武藤正信・新議長 杉田勝典・新副議長
butoh sugita

議長選挙には武藤氏のほか、もう一つの最大会派のかがやきの飯塚義隆氏(67)が立候補。定数32のうち、2018年5月23日付けで県議補選に出馬予定の平良木哲也氏(60)が辞職し議員総数は31人。投票の結果、無効票が1票で、武藤氏と飯塚氏の得票は同数の15票だった。

単記無記名投票で議長、副議長の選挙が行われた
議長選投票

地方自治法の規定では同数となった場合はくじ引きで当選人を決定する。武藤氏の推薦人には所属会派の創風と第3会派のみらい、公明党の合計15人が名を連ねており、武藤氏本人を含めて16票が見込まれていたことから、予想外の展開に議場にはどよめきが起こった。

抽選では、くじで決めた抽選順に飯塚氏、武藤氏の順に抽選箱から封筒を取り、同時に封を開けた。武藤氏の封筒に「当選」と書かれた紙が入っており、同氏の当選が決まった。

議長選で当選を引き当てた武藤議員(左)と惜しくも落選した飯塚議員(右)
くじ引き1

武藤氏は柿崎町議を経て2005年に同市議に初当選し、現在4期目。議長選の異例の決着に武藤氏は「柿崎町議の経験も含め抽選で議長が決まるのは初めて」と語り、「票は2つに割れたが一丸となって議会を運営していきたい」と決意を述べた。

副議長選には杉田氏のほか輝の栗田英明氏(63)が立候補。投票の結果、杉田氏17票、栗田氏13票、無効票(白票)が1票で、杉田氏が副議長に決まった。

監査委員にはみらいの波多野一夫氏(59)が選任された。