新潟県上越市は2018年6月26日にグランドオープンする新水族博物館うみがたりについて、市民を対象とした先行公開を実施する。日程はオープン5日前の6月21日から同24日までの4日間。5月24日、村山秀幸市長が記者会見で明らかにした。
うみがたりは市が2016年から約113億円をかけて整備した。市ではオープンを待ちわびる市民の期待に応えるとともに愛着を持ってもらおうと、「上越市民プレミアム・デー」として先行公開する。グランドオープンの直後は混雑が予想される一方、地元の市民の期待が大きいことから先行公開を決めた。
広報上越6月1日号に掲載される「先行入館券」をチケット売り場で提示すると、提示した人と同伴者(人数は問わない)が入館券を購入できる。入館料、時間、展示内容ともグランドオープン後と同じで、イルカのショーも実施する。
入館料は大人1800円、小中学生900円。開館時間は午前9時から午後5時まで。年間パスポートの販売も行う。
村山市長は「ぜひ多くの市民の皆さんから新しい水族館をお楽しみいただきたい」と話した。
うみがたりは地上3階建てで、約300種、4万5000点の生物を展示。世界一の飼育数約120羽のマゼランペンギンをはじめ、県内初となるシロイルカなどを展示する。
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