新潟県妙高市桶海のアパリゾート上越妙高で2019年8月10日、「ひまわりコキア王国」がオープンした。約10万平方mの広大なエリアに27品種100万本のヒマワリが植えられ、お盆過ぎから見頃となる。10月からは15万本のコキア(和名ホウキグサ)の紅葉が楽しめる。
プロデュースしたのは、エリザベス女王に“緑の魔術師”と称えられた庭園デザイナーの石原和幸氏。オープン式典で「一番の見頃はお盆明けから月末にかけて。ぜひ、ヒマワリの中で写真を撮ってほしい。コキアは、日本で一番有名な国営ひたち海浜公園の5倍の面積。一面が真っ赤になり日本一美しくなる」とアピールした。
主催するアパホテルの元谷芙美子社長は「初めての試みだが、地域に役立てることを喜び、誇りに思っている」とあいさつした。
現在咲いているヒマワリは「ハイブリッドサンフラワー」という品種で、その後は「モネのひまわり」「ゴッホのひまわり」「マティスのヒマワリ」「ジャンボひまわり」などの品種が次々と咲き、10月上旬まで楽しめる。
糸魚川市の実家に帰省中だという京都市の清水千春さん(36)は「こんなにたくさんヒマワリが咲いているのを見たのは初めて」。長女の玲緒奈ちゃん(6)は「ヒマワリが多くてびっくりしたし、きれいだった」と話した。
10月中旬からはコキアの紅葉が始まり、最終日の11月17日まで楽しめる。
営業時間は8月末までが午前10時〜午後6時、9月1日〜11月17日までが午前10時〜午後5時。会期中無休。入園料は800円で、シーズンパスは1500円。開催中のアパリュージョンとのセット券が2000円。小学生以下と、訪日外国人(パスポート提示)は無料。
◇公式サイト https://www.apahotel.com/resort/myoko/index.html