【動画】上越市10月10日まで断水なし ダム貯水量回復で節水要請は20%に緩和

新潟県上越市の中川幹太市長は2025年8月19日、記者会見を開き、水道水の断水について10月10日まで実施しないと発表した。降雨や原水確保の取り組みにより、正善寺ダムの貯水量が回復してきているとして、節水要請は40%から20%に緩和した。

市民や事業所の節水の取り組みにより、節水対象区域の1日当たりの配水量は、8月18日現在で約2万4000立方mと、節水要請前から約33%縮減した。一時10%を下回った正善寺ダムの貯水率は、6〜12日の降雨により、19日午前7時現在で、7月下旬の水準の18%まで回復。消雪用井戸から浄水場への送水も順調に行われ、正善寺ダムの水の使用が抑えられていることから、節水要請を緩和しても10月10日までは断水を回避できる見込みだという。

これに伴い、節水対象区域内の給水スポットの設置、市営の温浴施設とスポーツ施設のシャワーの無料開放、資源ごみの出し方の一部変更は8月24日で終了する。節水対象区域外の29か所の給水スポットは引き続き開設する。

中川市長は「正善寺ダムの貯水量は十分とは言えず、節水要請前の配水量を安定的に確保できる状況には戻っていない。節水はこれまでと同様の協力をいただける方にはできる限りの継続をお願いしたい」と呼び掛けた。

また県が行っている後谷ダムから城山浄水場に送水する仮設工事については、順調に進めば9月上旬に完了する見通しを示した。中川市長は「送水が順調に行われ、降雨により正善寺ダムの貯水量が回復傾向で推移した場合には、節水要請の解除と断水の回避も視野に入ってくる」と説明した。

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