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高田まちかど交流館がオープン 旧第四銀行を改修 貸し館利用可能に

2週間前

新潟県上越市本町3の旧第四銀行高田支店が2018年4月7日、改修工事を経て、貸し館利用のできる「高田まちかど交流館」としてリニューアルオープンした。上越市の中心市街地である高田本町商店街の一角で開館した同館は、コンサートや作品展などを開催できる交流施設として利用することができ、市民活動を盛り上げるだけでなく、同商店街の活性化などの役割が期待される。上越市では市民や団体からの利用申し込みを受け付けている。

旧第四銀行高田支店は改修工事を経て「高田まちかど交流館」としてオープンした
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建物は1931年に百三十九銀行本店(後の第四銀行高田支店)として建設された古い鉄筋コンクリート造りの洋風建築で、地上3階、地下1階建て。2009年に第四銀行から市に寄贈された。貸し館として利用できる1階ホールと、上越教育大学名誉教授である峯田敏郎さんの彫刻作品を並べた2階のギャラリーを市民に開放している。

天井に模様がある吹き抜けの1階ホールは広さ約293平方mで、コンサートなどを開く際には6本の柱の内側部分のスペースに約80個の椅子を並べることができる。ピアノもあるため、合唱団などの練習場としても利用できる。長机や椅子などは無料で使用できるほか、仮設ステージや音響設備なども有料で貸し出している。貸し館として利用されていない時は、休憩所として一般開放する。

これまでも1階ホールは臨時のイベントスペースとして使用されてきたが、消防法などで定められている非常口や排煙設備の基準を満たしていなかったため、不特定多数の人が使う集会施設としては利用できなかった。貸し館として運営できるよう、昨年8月から改修工事を進めてきた。非常口と排煙設備の設置はもちろん、外壁や雨漏りの補修を実施。1階の旧頭取室や応接室には、第四銀行の歴史を紹介するパネルや、1950年前後の高田の町並みを紹介する写真などを展示した。総事業費は約8000万円。

高田まちかど交流館の開館セレモニー
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1950年前後の高田の町並みを撮影した写真などが並ぶ旧応接室
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2階には上越教育大学名誉教授、峯田敏郎さんの彫刻作品を並べた
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開館日となったこの日は記念セレモニーを実施。村山秀幸市長は「地域の皆様によるイベント開催や文化活動の場として活用していく。高田の街中を回遊する観光客にも役立つ場所になる」と期待を口にした。このほか、二胡とチェロの演奏や、くす玉開きで開館を祝った。またこけら落としのイベントとして、本町3丁目商店街振興組合が菓子や物産品などを販売する「サンサン楽市」も開かれた。

こけら落としのイベントとして、菓子や物産品などを販売するサンサン楽市が開かれた
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大貫2の女性(74)は「誰でも利用できる施設が高田の街中にできたのは、とても良いことだと思う」と話していた。

1階ホールの利用料は1時間につき320円。仮設ステージは同200円、音響設備は同220円。開館時間は午前9時〜午後6時。1階ホールは事前予約をすれば午後10時まで使用できる。毎月第2水曜と年末年始は休館。貸し館利用の申し込みなどは市文化振興課025-526-6903

高田まちかど交流館