“上越の雪” をテーマにリベットボタンさんが歌う 「そらからのたからもの」来年1月リリース

「音楽を通した地域貢献」をテーマに活動するシンガーソングライター、リベットボタンさんが、“新潟県上越市の雪”をテーマにした歌「そらからのたからもの」を2018年1月にリリースする。2017年11月14日には上越市内で関係者を招いたリリース発表会が行われた。リベットボタンさんは「可愛らしく、覚えやすい曲に仕上がった。オリジナルの振り付けで踊って欲しいし、この歌で雪により親しみを持ってもらいたい」と話している。

「そらからのたからもの」を歌うリベットボタンさん
リベットボタンさん②

上越市に降り積もる雪の新たな活用方法を考え、積極的に観光へ結びつけようと“利雪”を掲げて活動している上越青年会議所「上越の雪ブランディング委員会」(立入真太郎委員長)が企画した。同委員会は昨年1月、1年間の期間限定で発足。これまでは、雪の重みで折れた桜の木の枝を回収して雪室で保管などすることで、開花調整をし、季節をずらして桜の花を咲かせる活動などを通し、上越のピーアールを行ってきた。

立入委員長は「“じゃまもの”扱いされている雪を地域資源として利用することで、雪を新たな産業にし、多くの人からさらに雪の魅力を知ってもらいたい。この歌をきっかけに利雪の素晴らしさが広まれば」と話す。

リベットボタンさんは千葉県野田市出身の23歳。柔らかく透き通る歌声と優しく耳に残るメロディは周囲の評価も高く、今年9月に安塚区で開かれたイベントでも登場し、会場を沸かせた。2016年には高知県日高村の「オムライス大使」に就任しいている。

「小学校の合唱でも歌ってもらいたい」と笑顔を浮かべる
リベットボタンさん①

今回完成した歌はリベットボタンさんが作詞作曲を手掛けている。「利雪のまち上越の応援ソング」として発表。リベットボタンさんは実際に安塚の雪室を見学したり利雪についての話を聞いて楽曲制作に励み、「少しでも降雪を明るいイメージにしたかったし、雪に親しんで愛してもらえるように雪の目線に立って作りました」。歌は明るくポップに仕上がった。 リリース発表会ではリベットボタンさんが約20人の前でギターを弾きながら熱唱。「上越で(歌が)育っていってほしいし、親しみやすいこの歌を小学校の合唱などでも歌ってもらいたいです」と笑顔で語った。

来年1月31日にリリース予定。CDは店舗販売の予定はなく、イベントやリベットボタンさんのホームページで販売予定。1枚500円。iTunesなどでの配信は1曲250円。http://rivetbutton.jp/

来年1月にリリースされる「そらからのたからもの」(デザインは変更の場合あり)
「そらからのたからもの」ジャケット

「そらからのたからもの」を視聴できます

◇1番のみ視聴できます “そらからのたからもの”