野澤朗氏が総決起大会 支持者ら700人が出席

任期満了に伴う上越市長選(10月24日告示、同31日投開票)に立候補を表明している無所属の新人で前副市長野澤朗氏(64)の後援会は2021年10月9日、上越市新光町1の上越文化会館で総決起大会を開いた。支持者ら約700人が集まった。

入場する野澤氏 IMG_0028

会場では席を一つずつ空けて座るなど感染予防対策がとられた。

冒頭、内山米六後援会長が野澤氏の41年間の行政経験などについて述べ支援を呼びかけた。また、相手候補の中川幹太氏(46)が元市長の宮越馨氏と政策協定を締結したことにも触れ「しがらみのない政治を公約としていたが、まったく逆。こういう人にこれからの上越市を任せるわけにはいかない」と批判した。

続いて、自民党衆議院議員の高鳥修一氏、村山秀幸市長、高橋信雄上越経済人連盟会長、小山芳元県議、楡井辰雄県議が来賓としてあいさつした。また壇上には立憲民主党の梅谷守氏の姿もあった。

あいさつする高鳥修一氏 DSC_6663

市長選と同日の投開票となる高鳥氏は「ともに31日がゴール。ともに1位で入るために私は全面的に応援する。今すぐ市長をやれる即戦力で、国県市が一体となった事業をやれるのは野澤さんしかいない」と話した。

来賓によるあいさつに続いて、野澤氏の同級生や関わりのある若者ら7人が、オンラインで会場に向かってスピーチした=写真=

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野澤氏は「41年間、対話と納得を一番心がけてきた。私と一緒に夢と希望を持って上越市をいいまちにしていきましょう」「斬新な発想と新しい機軸で前に向かって進んでいきましょう」と呼びかけ、決意を語った。

決意を語る野澤朗氏 DSC_6718

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今回の市長選では野澤氏のほか、元市議で新人の中川氏が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

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