高鳥修一氏、梅谷守氏が相次いで事務所開き

2021年10月31日投開票が予定されている衆院選に向け新潟6区では、立候補を表明している3人のうち、自民現職の高鳥修一氏と立憲民主新人の梅谷守氏が相次いで事務所開きを行った。梅谷氏が10月9日に妙高市で、高鳥氏は翌10日に上越市でそれぞれ、神事などを行った。

自民現職の高鳥修一氏

高鳥氏は10月10日午前、自民党新潟6区支部と上越支部などの合同の事務所開きを上越市中央1のホテルで行った。各支部長や支援団体など約60人が出席。来賓として上越、妙高、糸魚川の3市長もそろって出席した。

事務所開きで決意を述べる高鳥修一氏
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神事の後、高鳥氏は新型コロナの経済対策、自然災害から住民の安全を守る事業、病院再編、米価下落など課題を挙げ、「選ばれるたった一人の代表が政権につながっていなければ、この地域の発展は大きく遅れる。このふるさとの継続的な発展のためになんとしても勝ち上がらなければならない。『新潟から国を動かす』を合言葉に粉骨砕身戦い抜く」と決意を語った。

高鳥氏の事務所開きには上越地域の3市長も顔をそろえた
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立民新人の梅谷守氏

梅谷氏は10月9日午後、妙高市栗原に同市や上越市中郷区での活動拠点となる事務所を開設した。支援者ら30人余りが集まり、気勢を上げた。秋山三枝子県議らが出席したほか、野党共闘の統一候補のため、共産市議らもマイクを握った。

事務所開きで決意を述べる梅谷守氏
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梅谷氏は、4年前に2200票差で高鳥氏に破れ、当時無所属で比例復活もできなかった悔しさとその後3度目となる今回の挑戦への決意を語った。「一番の問題はゆがんだ政治。政権交代が将来の国民の豊かさになる。地元に大事なのはコロナ対策をしながらの経済対策。また医療、年金、介護などで安心を下支えする制度が必要。人口減少、農業所得、エネルギー、雪対策などにも、とことんがんばっていきたい」と話した。

事務所開きで気勢を上げる梅谷陣営
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新潟6区は三つ巴の戦いに

新潟6区には高鳥氏、梅谷氏のほか、前参議院議員の風間直樹氏が立候補を表明しており、3氏による戦いとなる見通し。