新潟県上越市上島の全国チェーンのパチンコ店「マルハン上越店」が2020年8月30日で閉店する。約20年にわたって営業してきたが、運営するマルハンの広報によると、土地の借地契約の契約期間が満了するためという。
マルハン(本社京都、東京)は全国で317店(2020年3月)のパチンコホールを運営し、売上高は1兆5094億円(2020年3月期)に上る業界最大手。上越店は2001年6月27日に、新潟市の河渡店に続く県内2店舗目としてオープンし、現在はパチンコ、スロット合わせて508台で、駐車場は750台分を備えている。
同店は新型コロナウイルスの感染拡大防止のための新潟県の休業要請に応じ、5月7日から休業。5月15日の要請解除を受けて5月16日から営業を再開していた。
マルハン広報によると、20年の借地契約の契約期間が終了するため、総合的な経営判断として更新は行わず、8月30日での閉店を決めたという。閉店後、建物は解体される。