上越市役所木田庁舎に侵入盗? 複数の課で職員の現金や私物なくなる

新潟県上越市は2017年6月6日、同市木田の木田庁舎で5月29日から6月6日にかけて、市職員の私物や現金がなくなる事件が相次いだと発表した。市では今後、上越警察署に被害届を提出する。

5月29日、同庁舎3階の産業振興課と産業立地課の職員から私物紛失の報告があった。6月3日(土)午後5時45分頃には同庁舎3階の建築住宅課で、休日出勤した職員が自分の机の引き出しが開けられていることに気付いた。引き出しの中は物色された形跡があり、私物がなくなっていたという。

市では職員に注意喚起し、6月5日には、全職員に対して私物の紛失がないかを確認を求めた。翌6月6日午前8時過ぎ、建築住宅課の職員が出勤したところ、机の引き出しが開いていて、物色された形跡があったという。

盗まれた物はいずれも市職員の私物や現金で、公文書などの被害は確認されていない。

同市役所では職員は土日や夜間でも警備室のある通用口から出入りでき、その際には警備員のいる警備室の前で所属や名前、時間などを記録することになっている。