上越妙高駅前に交番新設へ 今年12月までに整備

新潟県警は2017年12月までに、北陸新幹線の上越妙高駅前に新しい交番を開所する。新潟県上越市南本町1の南本町交番と同市島田の島田駐在所を統合し、新設する。

上越妙高駅前の交番建設予定地
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県警によると、上越妙高駅東口からほど近い上越大通り沿いに新設され、南本町交番から南に1.3km、島田駐在所から西に2.3kmの地点となる。建物は木造2階建てで、敷地面積は約264平方m、延べ床面積は約81平方m。

新設される交番と統合により閉所する2交番
交番開設TJ用

統合される南本町交番は築47年で、老朽化に伴い改修などが検討されていた。しかし、県内の新幹線停車駅では上越妙高駅前にのみ交番がなかったため、南本町交番と島田駐在所を統合し、人と物の流通拠点となる上越妙高駅前に新設することになった。

常駐する警察官は7人程度。南本町交番管内の約7000世帯と、島田駐在所管内の約800世帯分をカバーする。夜間の対応ができなかった島田駐在所管内の防犯力向上も期待される。上越妙高駅前の交番の開所と同時に、南本町交番と島田駐在所は閉所する。

県警は「治安体制の強化、複数の勤務員による迅速な対応が可能となる。住民サービスの向上が見込まれる」と話している。