上越市職員の49歳主任を逮捕 市役所で現金など盗む

上越市役所に夜忍び込み現金などを盗んだとして、上越警察署と県警刑事部機動捜査隊上越分駐隊は2017年6月22日午前9時10分、同市北本町3に住む同市役所の男性職員(49)を建造物侵入と窃盗の疑いで通常逮捕した。同署によると同容疑者は「やっていません」と容疑を否認しているという。

上越市役所

上越市によると、同容疑者は板倉区総合事務所に勤務する主任。

同署の発表によると、同容疑者は6月5日午後11時30分頃から、翌6日午前7時42分頃までの間に、同市木田の市役所第1庁舎に侵入し、現金約2000円と名刺入れ1個(1万5000円相当)を盗んだ疑い。

同市役所では6月3日から6日にかけて、3階の建築住宅課で、職員の私物や現金がなくなる事件が相次いでいた。警察は市など関係者への事情聴取や鑑識活動から同容疑者を特定したという。余罪については捜査中としている。

職員の逮捕を受けて村山秀幸市長は「市民の皆さんにご迷惑をおかけし、心からお詫びを申し上げる。今後、事実関係及び刑事処分の内容を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを発表した。

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