「ご本人には地域で暮らす支援を ご家族には地域で暮らす安心を 地域には多様な人びとと暮らす悦びを」を掲げ、障害があっても毎日を自分らしく過ごしてもらうためのサポートを行う新潟県上越市石橋2の「障害福祉サポートセンターりとるらいふ(社会福祉法人みんなでいきる)」。同施設では一緒にサポートをしてくれる正社員(ケアワーカーなど)を募集しており、採用にあたって2024年5月21日、29日には見学説明会も開催する。
障害者の日常生活をサポート
りとるらいふは、社会福祉法人「みんなでいきる」(本部・上越市西城町2)の障害福祉事業部門で、利用者の年齢や障害度合いに応じた7施設を運営。子どもから大人(65歳以下)までの知的障害や身体障害を持つ人が毎日通う生活介護、短期入所(ショートステイ)、グループホーム、放課後等デイサービスなどを利用している。
通所利用者の場合、朝に施設に来て夕方に帰宅するという流れで、日中は施設で自由に過ごしてもらう。スタッフはその中で、日常生活(入浴、トイレ、移動、作業)など利用者ができないこと、できにくいことを、補助やケア、見守りという形でサポート。通所施設での支援のほかに、短期入所やグループホームでの夜勤の業務がある。「児童期から成人期までライフステージに応じた支援ができること」が魅力で、やりがいでもあるという。
向き合い、そして受け止める
現在7施設でサポートに当たるのは、生活支援員(ケアワーカー)、看護師、栄養士、総務、運転員など20〜70代の約60人。利用者の中には言葉で意思を上手に伝えられない人もおり、難しさがあるのはやはりコミュニケーションだという。スタッフの1人は「利用者それぞれに個性や人格がある。『生活を支える』ということに正解がないので、模索する中では苦しいこともある」と話す。「でも、その方の新しい発見や気づき、これが良かったんだと分かった時は本当にうれしい」とやりがいを語る。
また、その発見や気づきを得るため、日頃から利用者に真摯に向き合い利用者が伝えようとする「意思」を感じ取ることを大切にする。この姿勢に家族からは「この子をしっかりと受け止めてくれていた。これが本当にうれしい」という声が寄せられるという。
資格、経験不問 正社員募集
同施設では、こういったやりがいを一緒に共有してくれるスタッフ(正社員)を募集する。資格や経験は不問といい、現在勤務するスタッフは初心者からのスタートも多い。研修サポートが手厚いため、勤務開始後からの学びでOK。勤務はシフト制で、家庭の事情などに合わせて働き方(労働時間)は柔軟に対応しているという。
中途採用求人
- 職種:障害福祉ケアワーカー(正社員・夜勤あり)
- 勤務地:りとるらいふなど7施設(上越市石橋2丁目地内)
- 仕事内容:利用者に合わせた日常生活の支援(食事・入浴・排泄など)
- 学歴・経験:不問
- 免許・資格等:普通自動車運転免許/ホームヘルパー2級、介護福祉士、社会福祉士などの資格があればなお可
- 就業時間(変形労働時間制)※各勤務休憩60分
① 午前7時〜午後4時
② 午後0時〜午後9時
③ 午後3時30分〜翌午前9時30分、または 午前7時〜翌午前9時30分の間の8時間 - 休日:年間108日 週休2日(シフト制)
- 18〜64歳 ※年少者の就業制限(深夜非従事)あり。定年年齢を上限として募集
- 給与:月給17万6000円〜25万5000円 (別途住宅、扶養、資格、夜勤、通勤手当などあり)
- 賞与:年2回(計 2.85ヶ月分)※前年度実績
- 社会保険完備、退職金制度あり
りとるらいふの求人の詳細はこちら。みんなでいきるの求人はこちら。
5月21日、29日に採用見学説明会も開催
なお正社員募集にあたり、5月21日、29日に見学説明会を開催する。時間はいずれも午後3時からで、予約制。採用内容のほか、施設見学などもできる。
「研修制度が充実しており、全くの初心者でも入社後に学んでいただけますのでご安心ください。仕事と生活の両立の支援を推進しており、子育て世代は時短勤務もOKです。大変なこともありますが、やりがいを感じていただけると思うので、私たちと一緒に働きませんか」と話している。
- 見学説明会申し込み(予約制)
- 開催日:5月21日(火)、29日(水)午後3時〜
- 電話:025-530-7260
- メール:jinji@minna-de-ikiru.org
- ホームページ
- インスタグラム