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建築工務店などで時々開催される「住宅構造見学会」。完成した家でなく、骨組みがむき出しになった状態の家を見てもらおうというもの。一見何の面白みもないように思われるが、どんな意味を持つのだろうか。
完成見学会より重要なのが構造見学会
疑問に答えてくれたのは、上越市岩木にある「建築工房クラフト」の大島賢勇専務。同社は定期的に構造見学会を開いている。
「まず言いたいことは『家の中は一番安全でなければならない』ということです。構造見学会は、家の核となる骨組みの部分、人間でいえば骨格。骨格がしっかりしていなければ、いくら筋肉を付けても綺麗な服をまとっても、強く、バランスの良い体にはなりません。例えば、よく住宅で高気密高断熱と言いますが、それを実現するにはどう強度を保ち、どう家の隙間を埋めるのかが重要です。それは壁が張られ家が完成した後では分かりません。逆に言えば隠せてしまうわけですから、公開するということは構造に自信があるということでもあります。
隙間が多ければ余計な冷暖房費がかかって光熱費もかさみますし、家の中の温度差が大きければヒートショックなど健康への影響も出てきます。見えない部分はこだわらないという方は多いですが、そういった意味で、実は構造見学会は完成見学会より重要なのです。
「FPの家『クラフトの家』くらしの構造見学会」
同社は2017年6月24日(土)、25日(日)の2日間、「FPの家『クラフトの家』くらしの構造見学会」を開催する。会場は上越市下荒浜で、時間は午前10時〜午後5時。
「当社は、寒さの厳しい北海道が発祥の高気密高断熱ウレタン断熱材FPパネルを壁などに使っていますが、断熱材の密度が高く、一般的な住宅に比べ倍以上の強度と言われるものです。FPの家の断熱性と強さ、快適に暮らせ光熱費も抑えられる理由などを確認いただけます。他社で建てる方でもかまいません。家がどういう造りをしているか、本当に大切な部分は何かを知っていただければ」と大島専務は話している。
問い合わせは同社025-522-6086。
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