北陸新幹線の上越妙高駅西口(新潟県上越市)に、コンテナを活用した複合商業施設「フルサット」が2016年6月17日午後4時、オープンした。
フルサットは、北信越地域資源研究所(上越市大和、平原匡代表)が駅前の扇型の民有地1650平方mに大小12のコンテナを設置して作った複合商業施設。北陸新幹線上越妙高駅周辺では初めての本格的な商業施設進出となる。
季節に応じた食材を提供する居酒屋「越後・尊美(たかみ)」、三和区の「たんぽぽラーメン」の2号店「蒲公英拉麺 YAMATO」、立ち飲みスタイルの「コンテナ屋台ご当地ソウル」、直営の土産物店「フルサット商店」、カフェなどが出店している。
扇状に配置された一つ一つのコンテナは雁木をイメージした屋根付きの通路で繋がれており、通路でもイベントなどができる。
無料駐車場が50台分用意されており、大型観光バスも駐車可能。トイレ棟もある。
午後4時のオープンには多くの報道陣らが訪れた。夕方ごろにかけて多くの市民が繰り出し、各飲食店は満席となっていた。
平原代表は「ラーメンや居酒屋など、出店したい人たちの思いがコラボした。まちができていく過程をみんなで共有しながら、盛り上げていきたい」と話した。
6月18日午前10時30分からオープニングセレモニーが予定されている。