えちごトキめき鉄道(嶋津忠裕社長)は2015年12月11日、2020年の東京五輪開催に向けたパナソニックのキャンペーン広告を配したラッピングトレインの運行を開始した。女優の綾瀬はるかさんが今年8月に金谷山の上越市BMX場を訪れ、五輪出場を目指すBMXの選手たちと交流した際の写真などがプリントされている。車両は直江津—妙高高原間を1日数往復する。運行予定期間は2年。
五輪のワールドワイド公式パートナーであるパナソニックが、夢を追うことの素晴らしさを発信しようと、昨年9月から全国で実施しているプロジェクトの一環として実施。プロジェクトでは、東京五輪出場を目指す全国のアスリートを綾瀬さんとともに訪ね、練習風景や支える家族などを4K映像で記録している。
車両には綾瀬さんのほか、五輪出場を目指す県BMX協会メンバーの練習の様子や、糸魚川市の小滝川ヒスイ峡、妙高市のいもり池など地元の風景をプリントした。金谷山にある上越市BMX場で練習に励む選手たちを知ってもらうだけでなく、上越を発信する狙いがある。
同社のラッピング車両は、同市板倉区のポラテクノ社に続いて2例目となった。
金谷山のBMX場での撮影の様子は、パナソニックの特設サイト(http://panasonic.jp/blog/bj2020/2015/08/bmx.html)で閲覧できる。