【TJ調査隊】洋食レストランでラーメンが食べられるってホント??

高田駅近くのアートホテル上越1階レストランに夜限定メニューでラーメンがあると聞きました。レストランで食べることのできるラーメンがとても気になります。(上越市・名無しの権兵衛さん)

洋食レストランでラーメンを提供しているとの情報をいただいた。早速アートホテル上越の1階にある「カフェ&レストラン アレーグロ」へ調査に向かった。

アレーグロと言えばメインディッシュが選べるハーフバイキング形式のスタイルで、ランチタイムはいつも女性たちで賑わっている。夜は飲み会終わりの女性グループがコーヒーを囲んでいるのをよく見かける。正直、ラーメンを提供するイメージがまったく無いのだが…。

「シメの1杯」として2年前からメニュー化していた!

アレーグロにお邪魔すると、同ホテルの総料理長、八百板伸浩さん(52)と料飲デピュティマネージャーの入村千明さん(37)の2人が迎えてくれた。アレーグロでラーメンを食べることができるか尋ねてみると、入村さんは「ラーメンは約2年前からメニューにありますよ。ただ、提供は夕方5時から、広告掲載もせず、館内のみでお知らせしているんです」。2人によると、ラーメンがメニュー化されていることは、恐らくほとんどの人が知らないだろうとのこと……。

ラーメンはホテルの宿泊客をターゲットに「1杯飲んだ後のシメとして味わってもらいたい」とメニュー化。自ら「ラーメン好き」と話す総料理長の八百板さんらが試作を繰り返し、「万人受けするあっさりとした味わい」をコンセプトに考案したとのこと。

「1杯飲んだ後のシメとして味わってもらいたい」とメニュー化された「夜限定 鰹醤油らー麺」(756円)
夜限定 鰹醤油らー麺切り抜き

“とろける味わい” のチャーシューが自慢

ラーメンは1種類のみで、その名も「夜限定 鰹醤油らー麺」(756円)。かつおベースのしょうゆ味で中太麺を使う。透明感のあるスープと厚切りの炙りチャーシュー2枚を乗せるのが特徴だ。豚バラ肉を使用するチャーシューは4時間ほど煮込み、漬け込む特製ダレにもこだわった。このチャーシューを味わえるのはラーメン注文時のみで、「とろける味わい」とお客の評判も上々だという。

味のほか、盛り付けや器など見た目にもこだわり、“ホテル仕様"を意識している。八百板さんは「軽く(お酒を)飲んだ後のシメの1杯として多くの方から食べてもらいたい。ラーメンの専門店と比べると独自性はないが、さまざまな年代、地域の方からきっと喜んでいただける味」と話している。

麺の大盛りやトッピング増しにも対応

麺大盛りをはじめ、チャーシューやメンマ、ネギ増しにも料金別途(54円〜)で対応。宿泊客はルームキー提示などで宿泊優待があり、1杯680円となる。ラーメン注文可能時間は午後5時から同9時30分ラストオーダー。問い合わせは025-526-7611

アートホテル上越(高田駅近く)

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