ミラノ・コルティナ冬季五輪は2026年2月13日未明(日本時間)、スノーボード女子ハーフパイプの決勝が行われ、新潟県妙高市出身の冨田せな選手(26、宇佐美SC)が9位になった。2大会連続のメダル獲得にはならなかったものの、地元で開かれたパブリックビューイングでは、市民ら約30人が健闘をたたえた。

冨田選手は11日の予選を9位で通過。決勝は勝ち上がった12人が3回滑り、ベストスコアを競った。雪が降る中の難しい条件下で1本目は転倒し、2本目は安定したランを見せたが高さが出ず、68.25と得点を伸ばせなかった。7位で迎えた3本目は持ち味の高いエアで、攻めた演技を見せたが、最後の大技の着地で転倒し、9位で終えた。
母校の国際スノーボード&スケートボード専門学校(同市原通)で開かれたパブリックビューイングでは、城戸陽二市長や学校関係者らが中継を見守った。冨田選手が登場するとスティックバルーンを打ち鳴らし「せな」コールで応援。3本目を終えると「惜しかった」「頑張った」と声を上げてねぎらった。

城戸市長は「3大会連続出場のプレッシャーの中、せなさんらしい演技ができたことは素晴らしい。妙高市に元気をいただいた」と感謝。同校の後輩で、スノーボード学科2年の野原諒真さん(20)は「予選から徐々に技の完成度も良くなっていたので、最後決められず残念だったけれど『お疲れ様』と言いたい。緊張している中でも笑顔あふれる姿に尊敬し、刺激を受けた」と話していた。
女子ハーフパイプ決勝には、冨田選手を含め4人の日本選手が出場し、小野光希選手( 21、バートン)が銅メダルを獲得した。
14日午前3時30分からのスノーボード男子ハーフパイプ決勝には、同校所属の山田琉聖選手(19、専門学校JWSC)が出場する。