「上杉おもてなし武将隊」から直江兼続と女武者みつの2人が卒業

新潟県上越市の「越後上越上杉おもてなし武将隊」として活動してきた直江兼続役と女武者みつの2人が2016年4月17日をもって同武将隊を卒業することになった。3月27日、春日山神社で行われた本年度最後の「おもてなしDAY」には2人の卒業を惜しむファンたちが大勢集まった。

卒業する直江兼続役(左)と女武者みつ
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2人の卒業により、武将隊は上杉謙信、上杉景勝、足軽の十吾郎、足軽のつばめの4人となる。

女武者みつは2011年度の同武将隊結成時からの初期メンバー。みつは「たくさんのご声援でここまで頑張ってこれた。皆さんには『ありがとう』の一言」。直江兼続役は2012年7月に加入した。これまでを振り返り、「ファンの方、地元の方などの力があって活動ができた。3年8か月、応援してくれた方には本当に感謝」とそれぞれ語った。

「おもてなしDAY」では2人との記念撮影や会話などを楽しむファンらの姿が多く見られた。このうち、結成当時から武将隊のファンという妙高市在住の30代女性は「来るべく時が来たという感じ。2人との思い出はたくさんある。とても悲しい」と涙を拭った。

直江兼続役と女武者みつによるおもてなし出陣は4月2、3、9、10、16、17の6日間のみ。4月16日は観桜会のさくらステージで最後の演武が行われる。時間は午後5〜6時。