新潟県上越市の中川幹太市長は自身の出身地である兵庫県の米について「まずい」「おいしくない」などと発言した。2025年7月1日と3日の公務で、相次いで発言した。
中川市長は7月1日、民間企業の社員を「ふるさと納税専門官」として委嘱した際、自身がかつて住んでいた兵庫県三田市が酒米「山田錦」の産地であることを説明した上で、「でも米はまずい。こんなことを言ったら怒られる」などと発言。
さらに7月3日、市内の専門学生に対する特別授業で、三田市周辺の主食用米を念頭に「まあ、あんまり言ってはいけないんですけど、おいしくない」などと発言した。
中川市長は7月4日、上越タウンジャーナルなどの取材に対し「上越の米がおいしいということを言いたかっただけだ」と話した。「わたしが食べていたのは30年以上前なので、今の米がどうなっているかはわからない」と釈明したが、「発言は訂正しない」としている。
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