上越市中郷区で農作業用トラクターが転落 下敷きになり84歳男性が死亡

妙高警察署によると2017年9月29日正午頃、新潟県上越市中郷区二本木の県道新井中郷線の歩道上で、同区二本木の無職、松原孝男さん(84)が、自身の農作業用トラクターの下敷きとなった状態で発見された。松原さんは、頭から血を流し意識不明の状態で上越市内の病院に搬送されたが、同日午後5時20分、脳挫傷により死亡した。

現場の歩道と、トラクターが登っていたとみられるスロープ
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同署によると、松原さんは畑に向かうため、トラクターに乗って歩道脇のスロープを登っていたところ、トラクターごと歩道に転落したとみられる。トラクターは1人乗りで、重さなどは不明。付近を通りがかった女性が、トラクターの下敷きとなっていた松原さんを発見して近隣住民宅へ駆け込み、そこに住む男性が119番通報した。

通報者の男性(70)によると、松原さんは定期的に畑を訪れ、トラクターに乗ってスロープを登り降りしていたという。男性は「駆け付けた男性警察官が、4人がかりでトラクターを動かしていた。下敷きになったら、1人で抜け出すのは難しいのではないか」と話している。

事故現場