上越市で新型コロナ初の感染者確認 30代男性会社員

新潟県は2020年4月7日、上越市内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。上越地域では初めてで、県内では36人目となる。

感染が確認されたのは同市の30代男性会社員。男性は4月1日、東京都から上越市に帰り、その日に39度台の発熱やせきの症状があった。2日と4日に医療機関を受診したが症状が改善しなかったことから6日に受診し、同日の検査結果が7日に判明した。男性は県立中央病院に入院した。

県によると、男性は1日に東京から会社の車で上越市に戻り、その後、公共交通機関は利用していない。また発熱などの症状があったことから1日から自宅には帰らず違う場所で過ごしており、家族とは接触していないという。6日の時点で、レントゲン検査で肺に影が見られ、発熱、せきの症状があるという。

県は、濃厚接触者や詳しい行動履歴などについて調べている。

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