ホーム > 2019/07

議員定数と報酬は現状維持が大勢 上越市議会の在り方検討委員会

5か月前

議員定数や報酬などの見直しについて検討していた上越市議会の「議員定数及び報酬等の在り方検討委員会」(江口修一委員長)は2019年7月23日、検討結果をまとめた。約1年をかけて検討してきたが、大勢の意見として定数と報酬は現状維持で、9月以降に議長に答申する見込みだ。

約1年の検討結果をまとめた上越市議会の定数と報酬の在り方検討委員会
DSC_6673

約1年をかけ議論

現在の議員定数は32で、報酬は月額44万800円。 同議会は、議員のなり手不足対策を検討した「市議を目指しやすい環境整備検討会」の提言を受け、2018年8月に議長直属の「議員定数及び報酬等の在り方検討委員会」を設置し検討を行ってきた。今回を含めて13回の会議のほか、市内5会場での意見交換会や経済界や団体の代表などとの意見交換会も開催した。

定数、報酬は現状維持が大勢

全6会派から最終的に提出された意見は、定数は市民の意見を幅広く反映するためとして現状維持が3会派、今後の人口減少を見据えて30人に削減が2会派、両論併記1会派だった。議員報酬は議員活動の見える化が進んでいないことや市民理解を得にくいなどの理由で現状維持が3会派、増額が2会派、両論併記1会派。報酬を増額とした会派のうち公明は、社会保障や退職金が充実していないなどとして、現状より5万3200円多い49万4000円を提案した。

会派 定数 報酬
創風(7人) 30人に削減 現状維持
輝(7人) 現状維持 現状維持
みらい(6人) 現状維持 増額
共産(3人) 現状維持 現状維持
市民クラブ(3人) 両論併記 両論併記
公明(2人) 30人に削減 増額

議長答申には別の意見も明記へ

議員からは「市民からもいろいろな意見があり、議論もあった。無理に一つにまとめる必要はない」「こういう意見もあったということを入れるべき」などの意見があり、議長への答申は定数と報酬ともに現状維持とする大勢意見のほか、別の意見についても明記することを確認した。

年額個人30万円、会派30万円の政務活動費は、総額は現状を維持する意見が大半だった。

次回会議を9月に開催し、答申の文言を検討する。江口委員長は「できれば9月議会開催中に議長に答申したい」と述べた。

関連記事

https://www.joetsutj.com/articles/00982821 上越市議会が2018年8月21日に設置した定数と報酬などの見直しをする検討委員会。初回の会合は、議題の途中から非公開とされた。武藤正信議長は、理由について「その都度論議したことを即市民に報道されること自体好ましいことでない」などと発言。一部の議員は「議会は公開が原則」「議会…