帝国データバンク上越支店によると、新潟県妙高市栗原2のそば店「蕎麦処 文ざ」の運営会社「ゼニス」(資本金200万円)が2025年11月16日付で事業を停止し、弁護士に事後処理を一任した。今後自己破産申請を行う。負債総額は約9000万円とみられるが、今後変動する可能性があるという。
同社は1979年、現在の上越市中郷区に「蕎麦処 文ざ」として創業し、2011年に妙高市に新築移転後、2015年に法人改組された。席数84席と地域最大規模のそば専門店で、粗びきのそば粉を使用したそば本来の風味が味わえると好評だった。
コロナ禍前の年商は1億円を超えていたが、店舗建築など設備投資に対する借入負担が重く、コロナ禍の影響で客数が減り、2021年3月期の年売上高は約7000万円にまで低下。コロナ融資でしのぐも収益は好転せず、今年から借入金返済スケジュールの再調整などを盛り込んだ事業計画で立て直しを図ったが計画通りに進まず、今夏以降の代表の体調不良もあり今回の事態となった。