新潟県上越地域で展開するスーパーマーケット「イチコ」(竹内一夫社長)は2025年3月8、9の両日、全店で「飛騨・北陸うまいものめぐり」を開く。北陸新幹線の上越妙高駅開業10周年を祝う企画で、刺し身や寿司など鮮度抜群の海鮮や名産、話題のスイーツ、漬物などが勢ぞろいする。
各地からは自慢の味が登場
創業300年の石川「金沢棒鮨 舟楽」の「吟撰鯖鮨」(1パック 2150円)を数量限定で販売する。素材は全て近江町市場仕込みで、鮮度や仕込みに徹底してこだわった商品。県内では一昨年にイチコが初めて取り扱いを開始し、以降、毎回人気を呼ぶ。販売数は全店合わせて各日100本限定。
石川「北陸製菓」の揚げあられ「ビーバー」も登場。1970年の発売以来、北陸で愛され続けるソウルフードで、近年ではアメリカ男子バスケットボールリーグ(NBA)の八村塁選手がチームメイトに配ったこととして知られ、一気に話題になった。1袋65gで215円。
岐阜県の「明宝ハム」は1953年製造以来、長年愛される定番商品。メディアでもおなじみで、みやげや贈答品としても人気。豚のもも肉だけを使用しており、サラダやオードブルなど、切ってそのままで味わうことができる。1本360g、1394円。
「古川屋のあげづけ」は全店180個で数量限定販売する。あげづけ用の豆腐生地を上質な油で丁寧に手揚げし、独自調合のたれで仕上げの味付けを行う。販売以来作り方は変わらず、表面を軽くあぶると一層おいしく味わえるという。5枚入り323円。
福井県の谷口屋からは「おあげ」が登場。1925年から続く油揚げと豆腐の定番ヒット商品で、店頭に並ぶとあっという間に売り切れることも。外側はカリッと、中はじゅわっとした食感で、大豆の甘みが口いっぱいに広がる。1枚843円。
石川県出身のパティシエ、辻口博啓さんがプロデュースする「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」からは「兼六園の雪吊り」をイメージした「YUKIZURIさくら」が並ぶ。フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントに、県産の塩、卵、米粉、国産の桜酒を使った春季限定商品。一足早い春の訪れを感じさせてくれる。全店100箱限定。10本入り、1458円。
フェア以外でも9日は日曜特番でお買い得商品も注目。「魚の日」も開催され、各種商品が特価で販売される。
毎週土曜は「たまごの日」
このほか、現在卵の価格が高騰しており、担当者は特売時に購入することを呼び掛ける。イチコは毎週土曜日を「たまごの日」としており、特価で販売中。購入は1家族3パックまで。
商品はいずれも数に限りがある。
営業時間は午前9時30分〜午後8時。9日は午前9時開店。