新潟県妙高市長森の道の駅あらい東側エリア隣接地に建設していたコテージ9棟のロードサイドホテル「HOTEL SOBOKU(ソボク)」が完成し、2024年4月28日にオープンする。家族や友人と過ごす「素朴な幸せ」をコンセプトに、サウナやバーベキューが楽しめるプライベート空間を提供する。
運営するのは糸魚川市の広告代理店「アド・クリーク」。コロナ禍明けの旅行需要を見込み、宿泊業に新規参入した。
木の温もりが感じられる落ち着いた色合いの室内は、床面積57平方mで、寝室やテラス、フィンランド式の個室型サウナ、浴室、トイレのほか、キッチン、冷蔵庫も付いており、長期滞在にも対応する。
リビングダイニングを兼ねたテラスには、開放的な大窓があり、妙高山などが望める棟も。サウナ後の外気浴もでき、電気グリルで地元食材を使ったバーベキューや、スマートプロジェクターでの映画鑑賞など、過ごし方も自由だ。
チェックインは非対面型のセルフチェックインシステムを採用。入口ドアはパスワードで開錠するスマートロックのため、鍵を持ち歩くことなく身軽に観光が楽しめる。
ダブルベッドと2段ベッドの2タイプがあり、宿泊はいずれも簡易ベッド追加で最大5人まで。料金は素泊まり2名1泊で一人1万5400円から。朝食は無料で妙高産コシヒカリと“ご飯のお供”数品がセットで付く。
テレビシステムで上越妙高エリアの四季の見どころも紹介する。ホテルソボクの歌川創志統括部長(29)は「海にも山にも車で30分という好立地で、ノープランで来てもここを拠点に自然に触れられる。また帰って来たくなる場所にしたい」と話している。
予約は公式サイトから受け付けており、今後各種ホテル予約サイトでも予約できるようになる。6月中には日帰りでサウナを貸し出すプランも開始する予定。問い合わせは0255-77-4556。