上越産米粉パンと和菓子店自慢のあんこをマッチ 「あんコッペ」第2弾10月28日限定販売

上越産米粉パンに上越市内の和菓子店5店による自慢のあんこをはさんだ「あんコッペ」が2023年10月28日、同市西本町4の直江津屋台会館で開かれる「上越市農林水産フェスティバル」で販売される。米粉を使ったコッペパンに、カボチャあんやコーヒーあんなどバラエティー豊かなあんこを合わせたイベント限定商品だ。5個セット800円を200セット限定で販売する。

あんコッペをピーアールする大杉屋惣兵衛の宮越さん

あんコッペは、市内15の和菓子職人でつくる「東和会高田支部」が、和菓子店をピーアールしようと今年4月のイベント時に開発した。6店のつぶあんを小ぶりなコッペパンにはさみ、販売開始15分で150セットが完売する好評ぶりだった。

今回は上越市の農林水産業の魅力を発信するイベントで、上越産米粉を使った商品の販売を市から提案され、米粉を使用したあんコッペ第2弾を企画した。

第2弾ではバラエティー豊かなあんこを使用

パンは前回同様岡村製パン店(寺町2)が製造し、ふんわり感を保ちながら米粉のしっとりさを生かすよう原料を配合。あんこは前回は全てつぶあんだったが、今回は縛りを設けず、各店が趣向を凝らしたあんこを用意した。大杉屋惣兵衛(本町3、5)はコーヒーあん、土肥菓子店(中央2)はカボチャあん、藤本製菓(東城町1)はあんバタークリーム、竹内泰祥堂(本町4)は小豆つぶあん、紅屋(仲町4)は小豆こしあんと、個性豊かな味がそろった。

同支部会長で大杉屋惣兵衛の宮越雅士さん(50)は「パンに合うだろうとコーヒーあんを選び、水の代わりに濃いコーヒーであんこを炊き上げた。米粉パンと和菓子屋でしかできないあんこを楽しんでもらえたら」と話している。

見て、聞いて、学べる「上越市農林水産フェスティバル」

上越市の農林水産業の魅力を身近に感じてもらおうと、市農林水産業振興協議会が主催し、毎年開かれている。

イベントのちらし

地元食材を使ったみそ汁や棚田米おにぎりの試食、あんコッペを含む上越産米粉を使った多彩なスイーツや市内飲食店のグルメ販売などが行われる。体験、展示ブースもあり、産業用無人ヘリコプターの操縦シミュレーションやチェーンソー体験、農林業機械の展示と乗車体験などさまざまなプログラムが用意される。

時間は午前10時から午後3時まで。飲食、物販は午後2時まで。入場無料。屋内開催のため雨天でも行われる。

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